フルハイトドアの基礎知識とデザイン別施工例を紹介
フルハイトドアとは?施工例を見る前に知っておきたい基礎知識
フルハイトドアの特徴と一般的なドアとの違い
一般的なドアは天井との間に垂れ壁があります。フルハイトドアは垂れ壁がなく、天井まで一体化したドアのことです。 一般的なドアは、垂れ壁によって目線を遮られるため、閉塞感や圧迫感を感じます。フルハイトドアは天井まで高さがあるため、室内は開放的でドアを開けると明るい光が射し込みます。 一般的なドアは機能性を重視しており、フルハイトドアは天井まで続くガラス仕様や表面仕上げ、モダンな半取りなどデザイン性が高いのが特徴です。
空間を広く美しく見せるフルハイトドアの効果
フルハイトドアは天井まで一体化しているため、ドア上部のラインがありません。天井まで続いているように見えるため、狭小住宅や廊下などの狭い空間でも圧迫感が出にくく、部屋を広く見せることができます。
枠の見えないステルスモードを採用することで、ドアを閉めたときにフラットになるため、すっきりとした印象を与えます。 フルハイトドアはドアの上にすき間がありません。部屋のすみずみまで光が届きやすくなり、部屋全体が明るく見えます。
寝室や書斎など、静かな空間を確保したい場所に設置すると、隣の部屋からのテレビの音や会話のノイズを軽減できます。リビングや水回りも静かで落ち着いた空間になります。
施工を前提に考えておきたいポイント
ドアの上部が天井まで届いているため、天井付近の石膏ボードを支える「のぶち」をしっかり固定する必要があります。上枠下地の裏側に木材を入れて固定します。 フルハイトドアは床が完全に水平な状態で設置します。傾いているとドアの開閉がスムーズにいきません。 構造の揺れや乾燥によって収縮すると、ドア枠上部のクロスや塗り壁にヒビが入りやすくなります。
引き戸は引き込み箇所に壁が必要になるため、壁の中にドアが隠れるように仕上げるには、コンセントやスイッチが配置できないことがあります。動線の位置を確認しましょう。 ドアが重いので気密性の高い住宅では空気抵抗によって閉まりにくくなることがあるため、必要に応じてソフトクローザーやマグネットストッパーを採用します。
デザイン別に見るフルハイトドアの施工例
木製フルハイトドアの施工例
画像引用元:https://www.fullheight-door.com/brand/brand_search/sina.php
ガラスを取り入れたフルハイトドアの施工例
画像引用元:https://www.fullheight-door.com/brand/brand_search/vetro.php
モダンデザインのフルハイトドア施工例
画像引用元:https://www.fullheight-door.com/brand/brand_search/zen.php
施工例から考えるフルハイトドアの選び方
空間に合ったフルハイトドアの選定ポイント
リビングは開放感のある空間になるように、縦長のスルーガラスや明るい色、壁面と一体化するデザインを選びましょう。スルーガラス入りフルハイトドアは、ドアを閉めた状態でも開放感があります。開け閉めが多い場所なので、ガラス越しに人がいるかどうかがわかります。ドアを開けた時に人がいてビックリすることもありません。
寝室は静かに過ごしたい場所なので、開き戸にすると開閉音が少なく、気密性も高くなります。 ダイニングには反りにくく丈夫なものを選んでください。リビングやキッチンが隣接している場合は、料理のにおいや遮断するドアがおすすめです。
素材・カラー選びで変わる印象
壁と同じ色を選ぶとドアが壁になじんで、部屋が広くすっきりと見えます。壁とは異なる色にするとアクセントになり、ドアが目立ちます。アクセントカラーは色選びを慎重におこないましょう。 温かみやナチュラルな雰囲気を出したい場合は、木目調がおすすめです。床材や家具の色と合わせると統一感が出ます。
シート貼りは木目調や単色など色柄が豊富で、メンテナンス性良いです。突板は天然木を薄くスライスして表面に貼ったもので、塗装はマットや艶ありなど質感も選択可能で、好み色に塗装できます。ガラス入りには透明ガラス、すりガラス、デザインガラスなどがあり、光を通したい場所に向いています。ガラス入りはプライバシーとのバランスも考えて採用してください。
設計段階で検討しておきたい施工条件天井や壁、床との間にわずかでも隙間があると目立ちます。特に枠なしタイプは、壁との取り合い部分の仕上げに影響されるため注意しましょう。 ゆがみがなく、スムーズな開閉するには、プロの職人の技術を要します。施工業者によって仕上がりの質に差が出やすいため、業者選びは慎重におこないましょう。
特注サイズや隠し丁番などの特殊な部品を使用しているものは、交換部品の入手や手配に時間がかかります。費用が高額になったりする可能性があるため、購入前に、製品保証の内容や期間、アフターサービスの体制などを確認しておきましょう。
フルハイトドア®という新しいスタンダードを築き、住空間の可能性を広げるドアづくりを追求。
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